27日、祇園甲部の置屋・西村さんで「お店だし」があり行った、正午ごろから、男衆さんの手引きで「槇沙子」ちゃんが正装の黒紋付と扇子を持ち現われた。

舞妓さんをデビューするのは槇沙子ちゃん、満面笑顔であった。

西村さんの槇沙子ちゃんは、笑顔一杯だった。


西村さんは今日、大安吉日の日にお店出しをするのは槇子さんの妹の「槇沙子」ちゃんという。

男衆さんと共に槇沙子ちゃんは隣りの一力亭にあいさつ向かった。

正装の黒紋付と扇子を持ち、槇沙子ちゃんは「一力亭茶屋」を出た。

八坂女紅場学園(やさかにょこうばがくえん)は芸事の専門学校。

花街の知識、言葉、基礎的な舞を習得し、お師匠さんに認められて、やっと舞妓になれるという。

置屋 枡梅さんの緑の門は半分だけ開いていた!

槇沙子ちゃんの髪型は「われしのぶ」で、襟(えり)の色は赤紅、下唇だけに紅をさした。

四条花見小路の交差点は赤信号…カメラフアンのギャラリーたちシャッターを押した!

置屋・西村さんの槇沙子ちゃん、これから5、6年芸妓技芸の向上を誓ってあいさつした。

格式の高いお茶屋・富美代さん、槇沙子ちゃんは「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。

正式に儀式することで『舞妓さんデビュー』は、芸舞妓の所属するプロダクションの様なものである。

男衆さんと槇沙子ちゃんは、白川巽橋、ポックリの音も軽やかに、ご贔屓筋に廻って挨拶をした。

祗園甲部・西村さんの槇沙子ちゃんのお店だしがあり、花見小路は歩行者天国?の異人やカメラマンたちの一団で、嫌が上にも熱が上がって混雑になった。(5/27撮影)
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