15日、長徳寺の早咲きの「オカメ桜」が満開になっているので観に行った。このオカメ桜はイギリスの桜研究家・イングラムが1947年(昭和22)にカンヒガン桜とマメ桜を交配して作り出したという。

同寺では、苗木を分けていただき、1993年(平成5)に植樹した。

マメ桜とカンヒガン桜を交配してオカメ桜ができた。

桜は日本の美女になぞらえて『オカメ桜』と命名したという。

花は艶やかな紅紫色で大きさはソメイヨシノより小さく下向きに咲いていて、バラ科の耐寒性落葉低木で開花は暖冬の影響で早い。


可憐な小さな花弁は小輪で美しく、びっしりと密集し一つ一つ下向きに咲いている。

同寺ではオカメ桜の、八重緋寒桜の他、若木が三本もあり植樹している。

門前で行き交う人々は見事に咲き誇るオカメ桜の紅紫色の小さな花に足を止めカメラを出して写真を撮り、美しい風景をしばし見上げていた。(3/15撮影)
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