21日、祇園花街・甲部の置屋「多麻」さんで「まめ柳」ちゃんが舞妓さんから芸妓さんになるための「襟かえ」の儀式があった。正午ごろ、今日の主役「まめ柳」さんはご挨拶廻りのため姿を見せた。

まめ柳さんは黒紋付に身を包み、扇子を持ち着物の裾をたくし上げ“襦袢”は金銀摺箔文様入りの正装であった。


祇園甲部、まめ柳さんと紫乃さんが、大安吉日(21日)でバッテングをした!

着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)になるお披露目である。

男衆さんの手引きで、置屋 枡梅さんに『襟かえのご挨拶にまいりました』という。

まめ柳さんは、女将さんに「おかあはん、どうぞよろうしゅうにおたのもうします」とあいさつの声が響いた。

まめ柳さん、「おめでとうさん」好くお似合いの鬘(かつら)であった。

芸妓のまめ柳さん、 口元や目尻の京紅がとても美しく、20歳そこそこと思えない艶っぽさがあった。

まめ柳さんは お茶屋の女将さんやご贔屓筋さんにご挨拶して回る慣わしで、カメラマンの人たちにポーズを撮っていた。(11/21撮影)
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