今日16日、祇園甲部で置屋・西村さんの「お店だし」があり行った。正午ごろから、男衆さんの手引きで「槇里子」ちゃんが正装の黒紋付と扇子を持ち現われた。

芸妓の実佳子さんは、槇里子ちゃんの簪を直して上げていた。

置屋・西村さん、プロ?写真家のポーズで槇里子ちゃんは笑顔だった。

舞妓さんになるまで「お仕込み(約一年)」と呼ばれる期間に、言葉・立ち振舞い・作法など、舞の芸事の習得をするという。

正装の黒紋付と扇子を持ち、槇里子ちゃんは「一力亭茶屋」に入った。

一力亭茶屋を出て、四条花見小路の交差点は赤信号…。

舞妓さんの槇里子ちゃん、満面笑顔で進々堂に向かった。

男衆さんと共に槇里子ちゃんは「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。

お茶屋・備前屋さんも挨拶し5,6人の和服の人たち?仕込みちゃん?

花街の知識、言葉、基礎的な舞を習得し、お師匠さんに認められて、やっと舞妓になれるという。

一見無用の別格の、お茶屋・富美代さんにも挨拶した。

白川巽橋、ポックリの音も軽やかに、男衆さんとご贔屓筋に廻って挨拶をした。

槇里子ちゃんの髪型は「われしのぶ」で、襟(えり)の色は赤紅、紅は下唇だけにさした。

男衆さんと槇里子ちゃん、カメラフアンのギャラリーたち。

置屋・桝梅さんのお庭で・・・。

正式に儀式することで『舞妓さんデビュー』は、芸舞妓の所属するプロダクションの様なものである。

置屋・西村さんの槇里子ちゃん、これからの技芸向上を誓った。

槇里子ちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で、嫌が上にも熱が上がって花見小路は混雑になった。(5/16撮影)
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