祇園甲部のお店だしは大安と友引の日で、今日16日、17日も連日重なってあった。16日の今日12:00、置屋・つる居さんから男衆さんの番傘と共に「あすか」ちゃんが正装の黒紋付と扇子を持ち現われた。

置屋・つる居さんのあすかちゃんは、黒紋付に身を固めて笑顔だった。

舞妓さんになるまで「お仕込み(約一年)」と呼ばれる期間に、言葉・立ち振舞い・作法など、舞の芸事の習得をするという。

生憎小雨で番傘を差し、男衆さんとあすかちゃんは、八坂女紅場学園(やさかにょこうばがくえん)を後にした。

花街の知識、言葉、基礎的な舞を習得し、お師匠さんに認められて、やっと舞妓になれるという。

正装の黒紋付と扇子を持ち、あすかちゃんは「一力亭茶屋」に入った。

四条花見小路の交差点を渡った。

男衆さんと共にあすかちゃんは、「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。

あすかちゃんの髪型は「われしのぶ」で、襟(えり)の色は赤紅を下唇だけにさした。

正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことであり、芸舞妓の所属するプロダクションの様なものである。

白川巽橋、ぽっくりの音も軽やかに、男衆さんとご贔屓筋に廻って挨拶をした。

つる居さんのあすかちゃん、これからの技芸向上を誓った。

置屋・桝梅さんのお庭で・・・。

舞妓さんのあすかちゃん、満面笑顔であった!

あすかちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で、嫌が上にも熱が上がって混雑になった。(3/16撮影)
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