左京区一乗寺にある京都薬用植物園は、某薬品メーカーが1933年(昭和8)に京都薬草園として開園、以来、一貫して薬用植物の栽培研究や遺伝子資源の収集・保存を行なっている、1日、「晩秋の特別見学会」に行った。15,6人が一つのグループとなり係員からそれぞれの説明を聞いた。


広大な園内は見晴らしが好く高台から見下ろす岩倉方面が見えた。

漢方処方園からスタートした。

熟して落ちたナツメ、子どもの頃、田舎でナツメや胡麻を植えていたが最近は見ることもなくなった、ゴシュユ。

クチナシ(梔子)の実。

ビワ(枇杷)の花

晩秋の一寸したハイキングコースだった。

標高194mの頂上まで上り、東屋へ岩倉方面が見えた!

桧科のシダレイトスギ、カシワの葉は、新芽が育つまで古い葉は落ちないことから「子孫繁栄」という縁起をかついだものとされている。

メギ(目木)の名前は、枝や根の煎じ液で洗顔すると目の病気が良くなることから付いたという。

サンシュユ(山茱萸)の実。

薬用植物園は民間が行なっているもので年三回(初春・初夏・初秋)の特別公開しかなく、今回は「晩秋の特別見学会(事前予約制)」として公開された。(12/1撮影)
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