26日、北野上七軒のお茶屋・勝ふみさんで午後2:00から「お店だし」が行なわれた。 お茶屋・勝ふみさんは
2017年度から置屋を開業、そのトップバッターが高校出の「ふみ幸」ちゃん・・・正装の黒紋付と扇子を持ち、勝ふみさん暖簾前で記念撮影をした。

今日デビューする新舞妓さんの「ふみ幸」ちゃんは、誂えた黒紋付に身を固め緊張の面持ちの女衆さんに連れられ、左足から敷居を跨いだ。

これから女衆さんに引き連れられ「お店だし」のご挨拶廻りをした。

舞妓さんの「ふみ幸」ちゃんは正装の黒紋付姿で「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。


初々しい少女が晴れて舞妓さんになるというお墨付きができ、だらりの帯とぽっくりの音も軽やかに、ふみ幸ちゃんは女衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。

一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将さんが付けてくれるという。

ふみ幸ちゃんは「芸妓」になる前の3~4年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し、芸妓さんになるための修業をするという。

屈託無い笑顔に爆笑した!

お店だしとは幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。

各置屋さんでは‘お仕込み’ さんと呼ばれ、次段階になるのが「お店だし」舞妓デビューとなり、20歳ごろ芸姑さんの‘衿替え’と呼ばれる儀式がある。

笑顔の可愛いふみ幸ちゃん。

上七軒のお茶屋・勝ふみさんのふみ幸ちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で嫌が上にも熱があがり混雑になった。(9/26撮影)
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