12日、山科区の勧修寺(かじゅうじ)の開山は、承俊住職で本尊は千手観音、皇室と藤原氏にゆかりの深い寺である。平安中期の昌泰3年に醍醐天皇が創建したという。

同寺は門跡寺院で山号を亀甲山と称し、真言宗山階派大本山で、寺では「かじゅうじ」を正式の呼び名としている。

境内には平安時代の姿をよくとどめる池泉庭園「氷池の池(ひむろのいけ)」や書院(江戸時代 重文)、宸殿・本堂がある。

庭園の「氷室の池」には、スイレンやカキツバタ、キショウブなどが一面に生えて、今が見ごろだった。

カキツバタ。

キショウブと二羽のアオサギ。

スイレン。

子育て中の青サギと、夕方になると琵琶湖から帰って来る水鳥たちのお宿になっている。

氷室の池にはスイレン・カキツバタや花菖蒲が生き生きと綺麗に咲いていた。 (5/12撮影)
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