10日~14日まで、動く美術館とも呼ばれる祇園祭の山鉾巡行を1週間後に控え、市内の各山鉾町では鉾の建て込みが始まった。長刀鉾や函谷鉾、月鉾など四条通りや室町通りでは、鉾を組み建てる“鉾建て”がいっせいに始まった。

釘一本も使わず、わら縄で木材を固定した。

伝統技法で「縄絡み」という組み立て方と呼ばれる職人さんたちが組み立ていった。

てこを取り付けてから横倒しにする。

横倒しになった胴組みに真木を取り付けた。

鉾町の人々が願いを込め神事が執り行なわた。

鉾頭、榊などの飾り付けが行われた。

通行人が見守る中、鉾の立ち上げが始まった。

地元に住んでいても滅多に見ることが見ることが出来ない鉾建て、長刀鉾の名は、「天を突くようにかざす鉾先の大長刀」に由来し、観衆から拍手が鳴り響いた。
(7/11撮影)
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