28日、左京区一乗寺にある京都薬用植物園「春の特別見学会」に行き、美しいツバキの花を愛でた。しかし、今回はカタクリの花は残念ながら早く観ることが出来なかった。

今回も「特別見学会」は15人ほどのが一つのグループとなり行動した。

当園のツバキ園は、昭和31年(1956)に北陸地方あるユキツバキを中心に約600品種もあるという。

椿は日本に自生し、その葉が常緑で樹齢が極めて長いことから‘長寿の木’とされている。

京都、奈良の神社・仏閣にある銘椿についても、予備苗を預かり枯れた場合に備えて栽培管理している。

富貴媛と倶利加羅という品種。

当園では様々な椿の原種の他、江戸時代に作出された品種がある。

ユキツバキの品種を含め、昭和30年代から収集した570品種余りの品種を栽培・展示している。

大黒天と肥後・白雪、肥後ツバキは「宰府と紅葉狩の大輪」鉢植えにしたものを 床の間に飾ったという。

班入り模様の日暮しと真っ白な仏蘭西白。

葉っぱが金魚に似ている金魚葉と和歌の浦。

昭和49年(1974)と昭和50年(1975)の2回わたり専門家10名を招いて鑑定会を開催し、全員一致で品種の同定されたものには黄色い印を付けているという。

染川と荒獅子。

ヒゲノカズラとヒュウガミズキ。

残念だがカタクリの花は咲いていなかった。(3/28撮影)
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