16日、真言宗泉涌寺派の寺院で泉涌寺の塔頭のひとつで、山号は新那智山・今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)と称される。入口には山門はなく、石碑と神社を思わせる朱色の橋がある。

今熊野観音寺は自然豊かな場所で紅葉のシーズンになると特に人が多く訪れる。

今熊野観音寺は弘法大師により開創された。


鳥居橋を渡った先には弘法大師の像が建っている。

子供を護っていることから「子護大師」と呼ばれている。

石段を登ると境内中央の本堂がある。


本堂は1712年に建立されたもので、西国三十三箇所のご本尊十一面観世音菩薩像が祀られている。

ご本尊は秘仏であるため常時拝見することができないが9月21日~23日のお彼岸のみ開帳される。

本堂の東側には太師堂があり、美しい紅葉が観られた。

紅葉シーズンの美しさは格別である。

今熊野観音寺は東福寺の更に奥にある泉涌寺の塔頭である。(11/16撮影)
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