京都国立博物館の西側、七条通大和大路上がるで美しい百日紅(サルスベリ)の花を観た。
何無くバスの車窓から色とりどりの鮮やかな百日紅を観て、思わず途中下車した。

サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ)の和名は、すべすべした感触の樹皮が、猿が登ろうとしても滑ってしまうという意味で「猿滑」となったという。

だが実際にはお猿さんは滑ることなく簡単に上ってしまう。

中国では、唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられ紫薇と呼ばれたという。

中国南部が原産でミソハギ科サルスベリ属、落葉中高木で高さは10mにもなり、長い間、花を咲いていることから百日紅ともいう。

花色は、鮮やかな赤紫色やピンクなど、眩しい白色の花を咲かせ続け7~9月の間、目を楽しませてくれる。

花言葉は「雄弁」「愛嬌」「不用意」など、枝先に群がり咲くサルスベリの花、華やに揺れ話しているようにみえることから「雄弁」が付いたともいわれている。

サルスベリは耐病性もあり、必要以上に大きくならないため庭や公園などに植栽している。

京都国立博物館の西側は出口になっていて、側には喫茶店があった。

大きな石垣は豊国神社、方廣寺に通いている。


大和大路七条付近の彩どりのサルスベリに魅せられて途中下車したが「区民の誇りの木」になっていた。(7/28撮影)
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