30日、左京区一乗寺にある京都薬用植物園「春の特別見学会」に行き、美しいツバキやカタクリの花を愛でた。 今回は「特別見学会」としてツバキ園などが公開されて15人が一つのグループとなり行動した。
当園のツバキ園は、昭和31年(1956)に北陸地方あるユキツバキを中心に分布を調査、貴重な株が消えつつあったので、各地のツバキについて保全活動を開始したという。
椿は日本に自生し、その葉が常緑で樹齢が極めて長いことから‘長寿の木’とされている。

京都、奈良の神社・仏閣にある銘椿についても、予備苗を預かり枯れた場合に備えて栽培管理している。

ツバキ園に入るとユキツバキとヤブツバキが出迎えてくれた。

当園では様々な椿の原種の他、江戸時代に作出された品種やユキツバキの品種を含め、昭和30年代から収集した570品種余りの品種を栽培・展示している。

肥後ツバキは「宰府と紅葉狩の大輪」鉢植えにしたものを 床の間に飾ったという。
昭和49年(1974)と昭和50年(1975)の2回わたり専門家10名を招いて鑑定会を開催し、全員一致で品種の同定されたものには黄色い印を付けているという。
ことしはツバキに花がより美しく咲き誇っていた。つづきは下山し「カタクリ」の花を見た。(3/30撮影)
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