1日、京都府宇治市の平等院に雪化粧を見たく行った。宇治の地は、源氏物語の「宇治十帖」の舞台であり、平安時代初期から貴族の別荘が営まれていた。

源氏物語に登場する光源氏のモデルとされている左大臣源融(みなもととおる)の別荘が平等院の前身である。

宇多天皇の別荘となり、天皇の孫の源重信(みなもとしげのぶ)へ移った。

その後、「仏の救済はすべてに平等」という意味をこめて、1052(永承7)年、平等院は完成した。


関白藤原頼道は、父・道長から譲り受けた別荘「宇治殿」を寺に改めた‘藤原氏ゆかり’の寺院である。

あと三ヶ月もするときれいな藤が咲くことだろうと期待している!

うっすらと雪化粧した鬼瓦であった。


平等院は拾円硬貨にもあるが、一万円札の裏側には「鳳凰」がある。

平等院にこの時季は来る機会なかったが風情があって好かった。(2/1撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿