
洛西ニュータウンの南西にある『大蛇ヶ池』に、31日スイレンを見に出かけた。

この「大蛇ヶ池」と名付けられた池は、大原野上里地域の田畑を潤すため1919(大正8)年に完成した用水池という。

西山は標高が低く貯水機能が十分ではなかったため、流れる水量が少なく、この地域の人たちは用水の確保に苦労していたそうである。

この池が、水利目的で築造(明治34)されて以来、30数町歩(約10万坪)の田園で現在も米作りができている。


現在は大蛇ヶ池を中心とした公園になり、スイレンやコウホネなどの花が咲き、水鳥や小鳥など囀っている。

特にカワセミがよく見られ、マニア写真家も多く訪れている。

この大蛇ヶ池公園は近くの方々の散歩の場や、近隣の保育園、区内の小学校の遠足の地となっている。


西山の眺めは美しく、小塩山や善峯寺、ぽんぽん山方面まで開けており、池の水面に映える景色を満喫した。

池の周囲には緑豊かな自然に囲まれた大原野の里山あり長閑な田園がある。(5/31撮影)
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