2014年4月25日金曜日
船渡御(ふなどぎょ)松尾大社神幸祭
桂大橋で松尾大社の伝統行事「神幸祭(おいで)」の船渡御が行なわれた。松尾七社は、本殿の御分霊を受けて月読社の唐櫃一基と六基の神輿が桂離宮の西方の左岸堤防下で川を渡たる。
先頭の月読社の唐櫃を載せる船一艘は桂川の端を慎重に渡って河川敷に到着した。
桂川を渡る船渡御は約10万戸の氏子をもつ洛西の総氏神で、桂川を渡る船渡御は人気もあり多くの人々で賑わっていた。
昨年は突風吹き船渡御を断念したが、昨秋は台風18号の影響で実施が危ぶまれた。
川底の堆積していた土砂を除去し、4基の神輿は「船渡御」は無事行なわれた。
しかし、6基のうち2基は渡る事が出来なかった。
船渡御は、一時中断されたが1983(昭和58)年に再開され、その昔、先人たちは桂川の中を神輿を担いで渡ったと言われている。
松尾大社の神幸祭は五穀豊穣や家内安全を願って桂川を渡る「船渡御」はクライマックスになった。
その昔、洪水で流されたと言われている神輿は現在も月読社の唐櫃を載せる船一艘は桂川の端を慎重に渡って河川敷に到着した。
法被姿の氏子たちの威勢の良い掛け声が響く中、桂大橋を経由し 法被姿の輿丁たちは足は踊るように跳ねながら「ほいっと・ほいっと」と掛け声で神輿を担いでいた。
桂大橋上には観覧の人たちが大勢並び、橋下には縁日があった。
その後、古例の団子神饌を献じた神事が行われ後、七条通り(旧山陰街道)を東進した。
四基の神輿と唐櫃とは西七条御旅所に、二基の神輿は川勝寺と郡の末社に至り、そこに駐輦、西七条御前(七条御前下ル)各御旅所まで巡幸する神幸祭である。
松尾大社・神幸祭、船渡御、またポツリポツリと雨になって来たので帰ることにする。
なお5月12日還幸(おかえり)祭が行われる。(完)
先日から見せて頂いております。素晴らしいブログですね。
返信削除昔、京都に住んでいましたので懐かしい。
痛勤電車の車内が、素敵な風景に変わりました♪ありがとうございます!
今後も楽しみにしております。