31日、左京区一乗寺にある京都薬用植物園の「春の特別見学会」に行き、美しいカタクリの花や椿の花を愛でた。

当園では様々な椿の原種のほか、江戸時代に作出された品種やユキツバキの品種を含め、昭和30年代から収集した570品種余りの品種を栽培・展示しているという。

椿は日本に自生し、その葉が常緑で樹齢が極めて長いことから‘長寿の木’とされている。

今回は「特別見学会」としてツバキ園などが公開されて15人が一つのグループとなり、それぞれのツバキ原種や品種など詳しく係員から説明を聞いた。

ツバキ園に入るとユキツバキとヤブツバキが出迎えてくれた。花は萎れない内に落ちるのが特徴で雄蕊は長く白色という。肥後ツバキは「宰府と紅葉狩の大輪」鉢植えにしたものを 床の間に飾ったという。

月光(ト伴)と日光(紅唐子)両方並べて植えてある。

和歌の浦という品種と肥後椿の宰府の品種で芯は硬くなっている!

美しい草紙洗という品種と真っ赤な荒獅子もあった。

三ヶ月間、咲き続けているとう白唐子の「事始」、蜑小船(あまおぶね)は八重蓮華咲きの大輪。

美人さは楊貴妃と劣らないと言われる王昭君、淡い桃色の椿の花と春咲天が下という種類。


この薬用植物園は4回目の來園で、某薬品メーカーが1933(昭和8)年に京都薬草園として開園、以来、一貫して薬用植物の栽培研究や遺伝子資源の収集・保存を行なって来たという。
カタクリの花につづく・・・
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