昨日(10日)午後、京都府立植物園の生態園で咲き始めた「小さな花たち」を観察してきた。この寒さ厳しい時季、府立植物園は目立った花も無く人がいないが、だがこそ観られる小さな花の植物がある。

寒さに震えながら先ず咲く、シナマンサクの黄色が眼に飛び込んできた。一面に咲くスノードロップの白い花は下を向いて咲いている。

節分草と福寿草を観察したく植物園の生態園に入った。セツブンソウはキンポウゲ科の仲間で関東以西にある花という。

フクジュソウは昔から縁起良いお目出度い花と言われている。

セリバオウレン(芹葉黄連)もバイカ(梅花黄連)オウレンもキンポウゲ科の仲間、落葉の隅に可憐な花を咲かせている。

ミスミソウ(三角草)は、葉は浅く三裂し先は尖っている。花の色は変異が多く、特に日本海側のものは花も大きく色も濃いという。環境省準絶滅危惧種・京都府絶滅危惧種という。

北海道、本州、四国に分布するオウレン(黄連)もあった。
ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)は、竹やぶや林の淵に自生しるという。葉の表面には白い斑点があり、美しい花であった。

スイカズラ科のオオカメノキ(ムシカリ)は、3~5月両性花と白い装飾花をつける。
金香茶を見たくて温室、でも係員がことしは展示をしていないと言い、帰ろうと思って空を見たらX状の飛行雲?を発見した・・・。

花壇を見たらアカバナ科の「ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)」が綺麗に咲いていた。
植物園は霰が降り、薄日が差すような天候の変化だったが小さな小さな花たちは精いっぱい咲いていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿