ま8日、左京区葵橋の京都家庭裁判所中庭で「庁舎見学会と庭園の紅葉」が公開されたので行ってきた。 今日一日限りの催しで普段は見られない庁舎の中庭で午後1時から3時まで一般に公開され、訪れた市民や観光客はことし最後のモミジを楽しんでいた。

美しく紅葉したモミジが赤やオレンジや黄色に鮮やかに泉川に映えて訪れた人々を感激させていた。

庁舎見学会は、非公開の少年審判法廷を公開し、各部屋から緑豊かな庭園が見えるように設計され、話し合い等が和やかな雰囲気でできるように配慮されていて、「森と川のある裁判所」として環境の美しさは、全国有数のものになっている。

下鴨神社の糺(ただす)の森南側に位置し、旧三井財閥のお屋敷を同裁判所は1949(昭和24)年に譲渡されたもので、樹木が茂り小川が流れ自然にあふれている。

敷地内の約8000㎡の中庭には、ケヤキやエノキなど落葉広葉樹が約200本近くもあり、京都の隠れた紅葉の名所になっている。

また、本日だけ庁舎内の一部も公開され、非公開の庭園や少年審判廷など、職員手作りのマップを手に自由に歩くことができ、小川の上の渡り廊下から見下ろすモミジはなかなか見事でめったにない機会だった。

重要文化財の三井別邸の所長官舎は、京都市が現在工事中で近々公開の見込中と職員は話した。

京都家庭裁判所の中庭の紅葉は隠れた存在であったが新聞掲載もされたこともあり、日曜日と重なって人出も多かった。(12/8午後撮影)
<庁舎見学会「家裁と庭の紅葉」>
京都家庭裁判所
場所:京都市左京区下鴨宮河町 1番地
日時: 12月8日(土)午後1時 ~午後3時
電話:075-722-7211「(内線2151)裁判所庶務係」
交通:市バス「葵橋」下車
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