つづく・・・日本百名山の伊吹山を後にしてバスツアーの最終目的地・醒ヶ井宿の梅花藻を観ることとなった。醒ヶ井駅前でバスを下車し旧中山道を5分ほど歩くと地蔵川畔がある。


旧中山道・醒ヶ井宿の一角から湧き出す泉水が地蔵川になって街中を流れている。


まだ見頃でないと思いつつも地蔵川を覗くと清流の中に小さな可愛らしい梅花藻があった。


しばらく雨もなく川の水量も減って梅花藻が見えるころかと想像していたが、かなり水量も多く流れも早く・・・川面から花を出すどころか完全に水没していた。お休み処のお店の水槽に咲く“梅花藻”ここだけはチョッと別格で写真を納める方がおった。「醒ヶ井宿資料館」前、花が一番近くで撮れる場所、時期もさることながら中々、水面からアップで撮るにはコンデジでは難しい花であった。


梅花藻はキンポウゲ科の淡水植物で梅の花に似た、白い小さい花を咲かせる。バイカモと呼ばれるこの水草は、水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られている。


地蔵川の水源となる「居醒の清水」は、石垣の下からコンコン湧き出している清水で、その昔、日本武尊が伊吹山の大蛇を退治したときからこの名がついたという。
伊吹山とのセットバスツアーが入る人気のある醒ヶ井の“梅花藻” の花が咲き毎年大勢の観光客が訪れる。(完)
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