地下鉄東西線蹴上駅から「ネジリマンボ」を通って北へ徒歩約5分の西側である。その道中の左に金地院の中にある“東照宮”の山門がある。
金地院は、南禅寺の十二の塔頭の一つで、1400 (応永年間)年ごろに室町幕府4代将軍・足利義持が大業(だいごう)和尚を開山として北山の鷹ヶ峯に創建された禅寺である。1605(慶長年間)年に以心崇伝(いしんすうでん)が中興した。
本尊は地蔵菩薩を奉安している。
以後、醍醐寺、三宝院で学びさらに福厳寺や禅興寺、建長寺・南禅寺の住職を歴任した。そして1605 (慶長10) 年に南禅寺270世住持になった。37歳の年齢にして「臨済宗」の頂点に立ち、後陽成天皇から紫衣を賜って天皇からも認められた。第三世以心崇伝長老が南禅寺塔頭を移建し現在に至っている。
家康の死後、境内に東照宮を建立、家康の遺髪と念持仏を奉戴して1628(寛永5)年造営したもので徳川家康への忠誠心が現わされている寺院である。
<金地院>
住 所:京都市左京区南禅寺福地町86-12 TEL:075-771-3511
拝観時間:8:30~17:00 ※12月~2月は8:30~16:30
拝観料金:大人400円・高校生300円・小中学生200円 ・障害者300円
交 通:地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約5分
駐 車 場:なし
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