視覚障害者福祉の取り組みを紹介する催し「あい・らぶ・ふぇあ」は、見えない・見えにくいことへの理解を深めてもらおうと1975(昭和50)年から開始されたという。
来場者の方々は音声案内機能や電子機器を使ったり、目が見えないなかでの作業を体験するコーナーがあり、アイマスクを付けた人たちは、視野の狭まる特殊な眼鏡などでアクセサリーやパソコンでの作業の難しさを体験して
39歳のとき、目は完全に見えなくなると眼科医に診断されたという、そのショックは計り知れないものだったと回顧する。
いま松永さんは咳が出て町の医者に行ってるが、そこは何年も前から行っていたので手に取る様に判っていて不自由さは無く看護師が気を使ってくれるという。医師は、イスの音を叩いて報せてくれるという。「網膜色素変性症」になって視力を奪われながらも毎日明るくバス・電車を乗り継いで日本全国講演のお仕事に勤しんでいる。
松永さんの講演は23日10:30から1時間の講演がある。また著書に「風になってください(法蔵館1400円)」と「見えない世界で生きること(角川学芸出版1500円)」の2冊の本がある。
会場は京都ライトハウス4階ホールで主催、京都府視覚障害者協会、入場料は無料。
<視覚障害の啓発イベント「あい・らぶ・ふぇあ」>
日時:2011年1月20日(木)~23日(日)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所:大丸京都店 6階 多目的ホール
お問合せ:京都ライトハウス内「あい・らぶ・ふぇあ実行委員会」
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