もの思へば 沢の蛍も わが身より あくがれ出づる 魂かぞと見る
暫くすると、烏帽子岩もある。
新緑のなか、神事が営まれたが祭典は場所が狭いため観ることは出来ない!
神輿を担ぐのは貴船・鞍馬のほか島根県大原郡加茂町や安来市の貴船神社氏子の若者たちだった。 貴船神社は、鞍馬山の西ノ谷に流れる貴船川沿いの神社で全国に約500社もある総本宮。
古くは貴布祢と記したが黄船、木船、木生嶺、気生根になり1871(明治4)年「貴船」と改めた。
貴船の地が皇居の北方に位置し、皇居の用水として使用している加茂川の水源となったという。また水の神様として崇められ昔から祈雨祈晴のご利益で知られてきた。歴代天皇が祈雨祈晴の祈願の際に日照りのとき(祈雨)は黒馬を、長雨のとき(祈晴)は白馬を献じて祈願した。また、馬の絵を描いた板が奉納されたことが絵馬の発祥となったという。
本宮境内には樹齢400年というかつらの大木、その横には天津磐境。また絵馬の起源を説明する黒馬・白馬の像がある。社務所から本宮拝殿へ向かう岩肌の隙間から涌き出る水があり「御神水」と書かれていて、口にふくむ人、容器に入れて持ち帰る人が見られた。その横では、紙を水に浸し浮き出てきた文字を真剣に読んでいる人がおった、水の神さまの吉凶占い。
貴船は、初夏、涼を求めて川床料理の食事や流し素麺や鮎など観光客で賑わっていた。この料理旅館が並ぶ一角に、貴船神社への参道石段がある。
<貴船神社>
住所:京都市左京区鞍馬貴船町180 電話:075-741-2016
交通:叡山電鉄「貴船口」駅で下車
京都バスへ乗り換え「貴船」まで、貴船から徒歩3分
貴船口から徒歩 約30分(2km)
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