2015年4月30日木曜日

北大路タウン 春の祝祭

29日祝日、北大路ビブレ1階のイベントホールで舞妓さんの舞踊とお座敷遊びの対戦が行なわれた。この春、北大路タウン誕生20周年の感動を込め、41日間の「春の祝祭」を開催している。
宮川町の地方はちか福さん、舞妓さんは「とし桃」さんと「とし純(すみ)」さんの三名の登場であった。
同じく、とし桃さん。
宮川町の舞妓、とし純(すみ)さん。地方・ちか福さんの唄と三味線による伴奏で「春雨」が最初に舞い踊られた。
やっぱり生演奏が好い、地方(じかた=舞踊の音楽を受けもつ人)のちか福さん。
北大路センタープラザの舞妓さんによる特設舞台では観客の入りが疎らで写真撮影の人が10人足らずであって2回目からはいつもの顔ぶれが揃いだした。
春雨を舞うとし桃さん、悲恋・・・。
傘を手にて春雨を舞う舞妓さんの二名、ブルー色がとし純さん、ピンク色がとし桃さん、地方はちか福さん。
短いトークショウも行われた。短いトークショウも行われたが中学を卒業し舞妓の世界に入り三年過ぎたという。
舞妓さんはトークショウのあと二曲目は京都人なら誰でも知っている「祗園小唄」を舞った。
この仕種がたまらない・・・。
酌で一杯・・・。
表情豊に思いを込めて・・・。
十九歳とはおもえない感じだった!その後は、場所を変えお座敷遊びの体験、子供と大人たちは、日本の伝統文化のひとつである金比羅舟々やトラトラなど楽しんだ。
舞妓さん特設舞台は1回目/11:00~2回目/14:00~3回目/16:00~またお座敷遊びは1回目/12:00~2回目/15:00~3回目/17:00となっている。
笑顔が素敵なとし純さんだった!その一環としてセンタープラザで舞妓さんの観覧無料のステージが3回も行われた。
金比羅舟々。
トラトラのお遊び。その間にはお座敷遊びなどが体験(金比羅舟々・トラトラ)、また記念写真も撮影できる。
皆さん、ご苦労さんでした。
一回目のあいさつする地方、舞妓さんたち、ご苦労さんでした。直ぐ近くの御霊神社の一初を観る。(4/29撮影)

2015年4月29日水曜日

美術館の藤棚

左京区岡崎の京都市立美術館の裏庭には藤棚があり今、藤が満開ピークとなっている。
藤棚は日本庭園の池の畔にあって、そよ風に揺れる美しい藤の花を満喫した。
ここ岡崎は、平安神宮・京都市美術館・京都市動物園の真ん中で、人の往来の賑わう所。
この27日の昼下がり訪れたが人影も少なく藤棚を観賞できた。
館裏には回遊式の庭園があり、藤棚越しの美しい藤の花がキレイに咲ている風景が楽しめる。

太陽が厳しく汗ばむ陽気となった今日、美術館裏庭の藤棚の下で暑さをしのぐ涼しげな藤の下で、市民らがひと休みしてくつろいでいた。
この庭園を通り抜けると京都市動物園前に出ることも可能でご家族連れの方が美術館の疎水沿いはベンチがあり、ここを訪れた人の憩いの場として利用されている。

市立美術館は、昭和8年11月、東京都美術館に次ぐ日本で二番目の大規模公立美術館として「大礼記念京都美術館」の名称で開設・設立された。
戦後は一時駐留軍に接収されたが、昭和27年、接収解除を機に京都市美術館と改称し、美術館活動を全面的に再開した。
<京都市立美術館の藤棚>
場所:京都市美術館裏庭(左京区岡崎円勝寺町)
交通:市バス「京都会館美術館前」下車

2015年4月28日火曜日

松尾大社 船渡御(ふなとぎょ)

26日、快晴の日に松尾大社の「神幸祭(おいで)」で、神輿が桂川を渡る伝統行事「船渡御」が行なわれ、大勢の方が見物に来ていた。
一昨年と昨年、台風で桂川の川底がえぐられ、去年は三宮社と四之宮社の二基は「船渡御」せず桂大橋を歩いて渡ったが今日は上々の天気、水温む頃になった。
洛西の総氏神の松尾大社は、約10万戸の氏子を持ち、広範囲で桂川を渡る船渡御は人気もあり多くの人々で賑わっていた。
桂川に架かる桂大橋は西北に桂離宮を臨む処で、先頭の月読社の唐櫃一基が12:30ごろ到着、桂大橋西方の桂離宮左岸堤防下で川を渡たった。
現在も月読社の唐櫃を載せる船一艘で、その昔、洪水で神輿は流されたと言われている。

桂川の端を慎重に渡って東岸の河川敷に到着した。
大社の船渡御は、一時中断されたが1983(昭和58)年に再開され、その昔、先人たちは桂川の中を神輿を担いで渡ったと言われている。
桂離宮側の西岸、滑るので慎重に水の中に神輿は入った。
船頭さんは身体を神輿の下に入り、法被姿の輿丁たちは足場が悪いが耐え、その後、拍手をし「船渡御」はクライマックスの最高潮になった。
六基の神輿と唐櫃は西七条御旅所に、二基の神輿は川勝寺と郡の末社に至り、そこに駐輦、西七条御前(七条御前下ル)各御旅所まで巡幸する神幸祭である。
その後、法被姿の輿丁たちはエンジン付きの船で先回り、船渡御はのんびりと櫓を漕ぎ 東岸へ着いた。
威勢の良い掛け声が響く中、法被姿の輿丁たちは足は踊るように跳ねながら「ほいっと・ほいっと」と掛け声で神輿を担いでいた。
松尾大社・神幸祭、船渡御は先人たちが残したものでこれからも永遠に続くだろうと思って気分好く帰った。なお5月17日還幸(おかえり)祭が行われる。(4/26撮影)