2010年4月5日月曜日

清水寺 青龍会~観音加持~(せいりゅうえかんのんかじ)

桜が咲くころ東山区の清水寺では、4月3日“清水の日”青龍会が行われた。
仁王門には『水、生命の根源に讃仰』と扁額が掲げてある。
満開の西門と三重の塔
満開の西門と三重の塔

観音加持による青龍会は、「清水の涌きあふれる音羽の滝に、観音様の化身である龍が夜ごと飛来して水を飲む」との伝えが古くからあり、また東山山系「青龍」の地を守ったという夜叉神(やしゃじん)が祀られている。人々の幸福を祈る観音加持を司る夜叉神青龍会の観音加持の行列
京都は東に青龍(せいりゅう)西に白虎(びゃっこ)南に朱雀(すじゃく)北に玄武(げ
んぶ)という四神相応(しじんそうおう)の地で守護されている。龍衆20人位で青龍を持っている西門から青龍が現れる!
清水寺は四神相応における東で「青龍」の地にあり、奥之院の祠に夜叉神が祀られ、人々に厚く信仰されていきた。これは観音の使者である青龍が、毎夜境内の「音羽の滝」に水を求めて飛来したとの伝承にちなんで始められた。
夜叉神は手を合わせる参拝者に加持をする西門から満開の桜と鐘楼・仁王門を望む
青龍会は、先頭の転法衆(てんぽうしゅう)が法螺貝を吹いて、行列が来たことを知らせる。法螺貝の音とともに「転法衆」が先布令(さきぶれ)を行い会奉行(えぶぎょう)、加持を行う夜叉神(やしゃじん)が続く。さらに四天王(してんのう)が青龍の前後を守護して、十六善神(じゅうろくぜんじん)が続いた。 観音様の化身である龍が夜ごと飛来して水を飲むという
龍のダイナミックな動きに興味深々「青龍」の龍衆とともに奥之院から西門や門前町などを勇壮に練り歩く大群会行(だいぐんえぎょう)の行道。 大群会行は西門で勢揃いし、石段から降りて来る。
青龍の龍衆は西門前の石段で踊りその後、観客は夜又神からお加持を受ける。仁王門から門前町に練り歩く青龍
西門前や仁王門の広場には大勢の観光客らが龍のダイナミックな動きに興味深く眺めていた。門前町一帯では、青龍の龍衆が土産店の中に出入りを繰り返えし、行道したあとの移動中にも、夜又神の観音加持が受けられる。
霊験あらたかな観音加持の「八功徳水」の法水を受け、清水寺は観音霊場として、また“清水の舞台”として有名で親しまれている。
本堂や東方の奥の院での青龍は最初から観ることは出来なかった。青龍会の行道“十六善神”と夜叉神に思わずこころで手を合わせ祈った。門前町参道は凄く混雑していた
経典、大般若経を守護する十六体の神々清水寺創建千二百有余年、平成12年3月の秘仏御本尊「十一面千手観音像」ご開帳を記念して創設されたのが青龍会で、春は3月15~17日と4月3日、秋は9月15~17日(午後2時)に行われている。つづく・・・
<観音加持青龍会>
住所:京都市東山区清水1-294 問い合わせ075-551-1234
拝観料:高校生以上300円、小中学生200円 障害者手帳提示無料
交通:京阪「清水五条駅」から徒歩25分
市バス「五条坂」または「清水道」から徒歩10分

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